近年、日本でもカジノ法案が成立した事で、「ギャンブル依存症」が大きな注目を集めています。

ギャンブル依存症の患者は、実は海外よりも日本の方が多いという統計もあります。

そこで、本記事ではギャンブル依存症のチェック項目を掲載しておきます。

自分や自分の周りでギャンブル依存症の疑いあるという方は、必ず確認してもらえればと思います(^^)/

 

ギャンブル依存症の患者の実態を動画で紹介!

▼ギャンブル依存症の患者▼

※動画再生時、音が出ます※

 

厚生労働省が20~74歳の成人を対象にギャンブル依存症の調査をしました。

その結果、全体の0.8%の方にギャンブル依存症の疑いがある事が分かりました。

この割合を日本の人口に当てはめると、国内で70万人がギャンブル依存症になります。

 

平均年齢は46歳で、男性が女性の10倍も多い事が分かりました。

主な原因はパチンコやスロットが挙げられ、通いやすい事が要因との事です。

これは欧米よりも日本の方がはるかにギャンブル依存症が深刻という証拠です。

 

もし、自分もギャンブル依存症かも?という時は、以下の内容をチェックしてみて下さい(^^)/

 

ギャンブル依存症のチェック

世間一般でいうギャンブル好きと、ギャンブル依存症は何が違うのか?

以下にギャンブル依存症の患者の特徴的な行動をまとめてみました。

ギャンブルをしている時と、していない時の行動の特徴ごとに分けておきました。

 

【特徴その1】ギャンブルをしている時!

 

ギャンブル依存症の方は、パチンコやスロットなどをしている最中、

勝っても負けても冷静になれず思っていた以上に賭けてしまう傾向があります。

 

チェック項目(ギャンブルをしている時)


□ 負けた分を取り返すまで、賭け続ける!

□ 負けたのに「勝っている」と嘘をつく!

□ 当初の予定よりも多くの金額を使ってしまう!

□ 勝ちだすと「もっと勝てる」と考えて勢いづく!

 

【特徴その2】ギャンブルをしていない時!

 

日常生活では、ギャンブルの為に「仕事を休む」「お金を借りる」といった問題が生じます。

また、本人がその問題を自覚しながら、それでもギャンブルを辞められないという苦悩もみられます。

 

チェック項目(ギャンブルをしていない時)


□ ギャンブルの為に学校や会社を休む事がある!

□ 「このままではいけない」という意識がある!

□ 「やめよう」と決心して家族と約束をしても、辞められない!

□ ギャンブルを巡って、家族と口論になる!

□ 景品や馬券など、ギャンブル証拠を隠す!

□ ギャンブルの為に借金をする!

□ 家族のお金を無断で使った事がある!

□ ギャンブルの為に万引きなどの違法行為をした事がある!

□ 嫌な気分になると、ギャンブルをしたくなる!

 

ギャンブル依存症チェックの判定

 

上記のチェックの該当項目数により、ギャンブル依存症の可能性が分かります。

以下にチェック項目の判定結果を載せておくので、参考にして下さい。

 

【7個以上】

7個以上にチェックが付いていた場合、特徴の半分以上が当てはまった事になります。

ギャンブル依存症の可能性が高いと言えるでしょう。

早急に、専門の医療機関に受診する事をお勧めします。

 

【2~6個】

依存症の特徴にいくつかチェックが付くようなら、ギャンブル依存症の可能性があります。

深刻な問題が起こる前に、深刻な問題が起こる前に専門の医療機関の受診を検討すると良いでしょう。

 

【0~1個】

チェックが0~1個の場合、ギャンブル依存症の疑いはあまり考えられないです。

しかし、ギャンブル関連で問題や心配事があれば、早めに専門の医療機関に相談するべきでしょう。

 

ギャンブル依存症に関する私の過去話・・・

 

最後に、この記事を書いている私のギャンブル依存症の経験を掲載しておきます。

 

かれこれ、もう十数年も前の事ですが、ある日突然、会社の上司から電話がかかってきたことがありました。

何でかと私も訝しがりましたが、何でも「お金が足りないから助けてほしい」との事でした。

仕事も真面目に取り組む上司でしたから、私はてっきり家庭の事情とばかり考えていました。

 

そして、不用意にも私はその上司に70万円を貸してしまったのです。

今思えば、後悔以外の何物でもないのですが、これが上司と私の信頼関係の崩壊のきっかけでした。

上司との話し合いで、月に2~3万円を返し続けてくれればいいからと私は伝えました。

 

ですが、貸した時点から半年間、なかなかお金を返してもらえない状態が続いたのです。

私の催促で、やっとお金を返し始めてくれたのが半年後でした。

その後も月に2~3万円を返してくれたと思えば、滞るを繰り返すという始末でした。。。

 

結局、私が上司に貸した70万円を全額返してもらうまでに5年もの歳月がかかりました。

5年もの間、返してもらえないというストレスにさらされ続ける羽目になったのです。

私のメンタルもボロボロになりました。

いくら完済してもらっても、これでは上司と私の信用が保てるはずがありませんでした。

 

振り返ってみると、やはり私の上司はギャンブル依存症だったと言わざるを得ません。

その当時、私はまさかこの真面目な上司がこんなことになっているとは夢にも思いませんでした。

ですが、現実そんなものではないと私自身が思い知らされる事になったのです。

 

ギャンブル依存症と聞くと、私は関係ないと思う方も多いのではないかと思います。

ですが、実は私たちの身近にギャンブル依存症は潜んでいると私自身の体験から断言できます。

皆さんは、私のような経験をした事がありますかね??

 

以上、ギャンブル依存症チェック(ギャンブルをしている時・していない時)…という話でした。